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介護保険とは

介護保険制度について

高齢化による要介護高齢者の増加や介護期間の長期化により、介護ニーズは増大しています。一方で、核家族化の進行や介護する家族の高齢化、介護離職問題など要介護高齢者を支える家族の状況も変化している中で、介護を社会全体で支えることを目的として2000年に「介護保険制度」が創設されました。

介護保険制度を取り巻く現状

邑智郡の総人口は減少傾向で推移する中、後期高齢者の割合は増加しており現在の高齢化率は45.3%(2020年9月末現在)となっています。令和7年(2025年)には総人口の約3割が後期高齢者になることが見込まれています。
このため、いつまでも住み慣れた地域で、いきいきと安心して暮らし続けることができるよう、地域で高齢者を支える地域共生社会の実現を目指して、介護予防マネジメントや地域密着型サービス等の提供を推進していきます。

みんなで支えあう介護保険

介護保険制度はあらかじめ保険料を負担し、寝たきりや認知症などで介護が必要になった時に、ご自身の選択により介護サービスを受けることができる社会保険制度です。
40歳から64歳の方については、ご自身も老化に起因する疾病により介護が必要となる可能性が高くなることや、ご自身の親が高齢となり、介護が必要となる状態になる可能性が高まる時期であることから、40歳以上の方からも介護保険料をご負担いただき、老後の不安の原因である介護を社会全体で支えています。